毎年11月第3木曜日は「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁日。
ボジョレー・ヌーヴォーといっても造り手は様々で、
色々なボジョレー・ヌーヴォーがあります。
ということで、ここではちょっと違った視点で見た
ボジョレー・ヌーヴォーを紹介します。
・酸化防止剤無添加の天然ボジョレー・ヌーヴォー
・リサとガスパールのコラボボジョレー・ヌーヴォー
■酸化防止剤無添加の天然ボジョレー・ヌーヴォー
ボジョレー・ヌーヴォー・NON・SO2
<ジル・ド・ラモア>
ニュイサン・ジョルジュを本拠地に、ブルゴーニュの高級ワインを
数多く手掛ける生産者。
自然なワイン造りへの強いこだわりがあり、完全にブドウの発酵力だけに頼る
伝統的かつ自然な醸造法で、豊かなコクのあるボジョレー・ヌーヴォーを造り出しています。
ブドウ畑はリュット・リゾネと呼ばれるサスティナブルな手法で管理。
多くのワインには、殺菌や劣化防止のため酸化防止剤が使われますが、
健康面や衛生面において完璧なブドウのみを使用し、
正確かつ細心の注意を払い、最も適した区画が選ばれているため
酸化防止剤無添加を実現しています。
収穫は昔ながらの100%ハンドピッキングで行い、全房発酵。
色合いとリッチな味わいを抽出するために5~8日間発酵させ、
ブドウ本来のポテンシャルを引き出しています。
フレッシュな果実のアロマにスミレのニュアンス。
丸みのあるしなやかな果実味が魅力的。
果実味溢れるフレッシュでフルーティーなヌーヴォーです。
■リサとガスパールデザインのボジョレー・ヌーヴォー
ボジョレー・ヌーヴォー・リサ・ガスパール (ヴィンテージ)
<ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ>
「リサとガスパール」とは、
1999年にフランスで出版が開始されたフランスの絵本作品に登場する
キャラクターで、パリ生まれ、パリ育ちの架空の動物です。
日本では2000年から現在まで計40タイトルの絵本が発売されており、
累計発行部数は200万部以上(2022年7月現在)に及びます。
作者のアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが描き出す、
やわらかな質感の絵とお茶目で元気でいたずら好きなキャラクターが
人気のシリーズです。
様々なフランス関連イベントのイメージキャラクターに採用されたり、
特に20代から40代の女性に大変な人気を博しているキャラクターです。
ヴィンテージによりラベルデザインは変わりますが
2022年は、最新シリーズ 「BOULANGERIE」(パン屋さん)より、
ボジョレー・ヌーヴォーのために特別にデザインしたものです。
ロゼも登場!
毎年11月中旬にリヨン市にて、その年のヌーヴォーを鑑評する
「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」という
大規模なコンクールが開催されておりますが、
生産者の「ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ」は、
当コンクールの「ロゼ部門」において、
「Médailles d’or Grand prix du Trophée」
(ただひとつのワインだけに贈られる大賞)
を受賞したこともあります。
※下記リンクは過去ヴィンテージのものですので、
最新ヴィンテージに変更して検索しなおしてください。